【ラグビー】BL東京の原田衛とディアンズ、海外挑戦でさらなる高みへ
BL東京の原田衛とディアンズが海外挑戦を発表。リーグワン連覇に貢献した2人がさらなる成長を目指す。

ラグビーリーグワンのBL東京は3日、フッカーの原田衛(26)とロックのワーナー・ディアンズ(23)が来季の海外挑戦を発表した。両選手は昨季と今季のリーグワン連覇にFWの主軸として大きく貢献してきた。
原田は桐蔭学園から慶大を経てBL東京に入団し、昨年6月のイングランド戦で日本代表デビュー。現在10キャップを持つ。彼は「自分をここまで成長させてくれたチームに感謝しています。さらにラグビー選手としてレベルアップするため海外で経験を積み、日本に戻ってきたときに再びBL東京の力になれるよう頑張ってきます」とコメントした。
一方、ニュージーランド出身のディアンズは14歳のときに来日し、流通経大柏高からBL東京に入団。21年11月のポルトガル戦で19歳で日本代表デビューし、23年W杯では全4試合に出場するなど、現在21キャップを持つ。ディアンズは「海外挑戦を認めてくれたチームに感謝しています。26~27シーズンから再びBL東京の力になれるよう、レベルアップして帰ってきます」と抱負を語った。
移籍先は現在調整中だが、南半球のスーパーラグビーのニュージーランドのチームが有力視されている。今年12月に開幕する来季のリーグワンには参加せず、海外武者修行でレベルアップを図り、26~27シーズンのリーグワン、さらに27年W杯を目指す。
両選手の海外挑戦は、BL東京のさらなる強化と日本ラグビーの発展に寄与することが期待されている。