大相撲人気力士・翔猿の後援会がパワハラ報道に反論声明
大相撲の人気力士・翔猿の後援会が、パワハラ報道に対して声明を発表。報道内容には事実と異なる記述もあり、痛恨の極みだとしている。

大相撲人気力士・翔猿の後援会がパワハラ報道に反論声明
大相撲の人気力士で幕内の翔猿(32=追手風部屋)の後援会が 8 日までに公式サイトを更新し、「週刊新潮の記事に関するお知らせ」と題した声明を公表した。
翔猿をめぐっては 8 日、本人が付け人へのパワハラを報じた週刊誌報道で日本相撲協会から聞き取り調査を受けたことを明らかにした。その上で「事実と異なることが多い」と報道を否定。週刊誌に対し法的処置に出ることにも「出られるなら、したい」と含みを持たせた。
翔猿後援会が発表した声明には「この度は、表記の件に伴い、皆様には多大なるご心配をおかけしている事を大変申し訳なく思っております。報道内容においては、事実とは異なる記述も随所に見受けられ、このような記事が掲載された事は、痛恨の極みでございます」などと記載された。
続けて「今回の記事の発端は、翔猿関の現在の付け人が、直接、被害の訴えを、日本相撲協会に告発した事で、コンプライアンス委員会からの聴取を追手風親方と共に、翔猿関が受けるに至りました」とし、「今回、告発が寄せられた事で、元付け人への聴取にまで手が及びましたが、翔猿関は、このような事態になったが故に、付け人との、これまでの関係性について正直に、誠実に、何一つ偽りの無い事実を委員会にお伝えしたと、後日、私共に報告がございました」と、翔猿本人から報告を受けたことを明かした。
「今回の告発に関する協会としての処分は「厳重注意」に留まるのではないかと言う見解もございますが、最終的な判断は、第三者委員会での決定となります。今ここで言える事としては、被害を訴えた付け人及び元付け人は、追手風部屋に残留する方向で、辞める事態には至っていないと伺っています」とも明かした。
「いずれにしましても、会員の皆様には多大なるご心配をお掛けした事に間違いがなく、この文書を明猿会 HP に掲載する事に致しました」と、後援会が声明を発表するに至った理由を説明した。