「キャプテン翼」の夢を追い求めて:タイ代表FWポラメート・アーウィライ、Jリーグ挑戦
タイ代表FWポラメート・アーウィライがJリーグのジュビロ磐田に期限付き移籍。『キャプテン翼』の夢を追い求める新たな挑戦が始まる。

2025年6月3日、J2リーグのジュビロ磐田はタイの強豪ムアントン・ユナイテッドからFWポラメート・アーウィライ(26歳)を期限付き移籍で獲得したと発表しました。この移籍は、Jリーグに新たな刺激をもたらすことでしょう。
アーウィライは移籍決定のプレスリリースで、「素晴らしい歴史を持つジュビロ磐田に加入できることを、大変光栄に思います」とコメントしました。特に注目すべきは、彼が磐田を「『キャプテン翼』の岬太郎が所属していたクラブ」と認識していた点です。
『キャプテン翼』はアジアを含む世界各国で親しまれており、多くのプロサッカー選手にインスピレーションを与えてきました。その影響力は、実在するクラブの国際的な認知度にも寄与していることが窺えます。
アーウィライは1998年7月20日生まれで、17年にムアントン・Uでプロのキャリアをスタートさせました。その後、レンタル先のウドーンターニーFC、バンコクFCを経て、18年にムアントン・Uに復帰し、それ以降同クラブで活躍を続けてきました。
180センチの長身が魅力のストライカーにとって、Jリーグは夢の舞台です。実際、「子どもの頃から日本でプレーすることが夢だったので、クラブからオファーをいただいたときは本当に嬉しく、迷うことなく決断しました」と喜びを露わにしています。
移籍決定後、真っ先に「母親に報告」したアーウィライは、「今後は日本語の勉強にも励み、チームメイトや皆さんとしっかりとコミュニケーションが取れるよう努力します」と意欲を示しています。言語の壁を越えて、どのようにチームに溶け込んでいくかも注目点となるでしょう。
「クラブのために、常に100%以上の力を発揮することをお約束します」と語るアーウィライ。磐田の攻撃陣にどんな変化をもたらすか、新天地での活躍が期待されます。