Jリーグ神戸戦に向けた清水エスパルスの決意と戦略
清水エスパルスの北川航也主将が神戸戦に向けての意気込みとチームの戦略を語る。4戦未勝利の現状打破を目指す。

清水エスパルスの現状と目標
清水エスパルスは現在、4戦未勝利(1分け3敗)という苦しい状況にあります。チームの得点力も低下しており、この閉塞感を打破するためには、ゴールが必要不可欠です。特に、神戸戦では、2017年から2019年まで3年連続で得点を挙げたFW北川航也主将(28)の活躍が期待されています。
北川航也の意気込み
北川主将は練習後のインタビューで、「勝たなければいけないと思っている。準備してきたことを試合で出せるか」と決意を語りました。彼は、直近の試合でシュートを4本放つも得点に至らなかったことについて、「得点は水モノだし、入る時は入る。練習するだけだし、それが試合に出る」とコメントしました。
チームの戦略
秋葉忠宏監督(49)は、「内容がいいのに勝てないのは一番危険」と指摘し、内容を結果につなげるための戦略を練っています。今週は通常よりシュートにかける時間を増やし、フィニッシュの精度を高めることに力を入れています。監督は、「枠に飛べば何かが起きる」と述べ、得点のチャンスを逃さないよう強調しました。
神戸戦の展望
神戸戦では、FW大迫勇也ら2019年アジア杯の日本代表チームメートも在籍しています。北川主将は、「リスペクトしているが、意識はしていない。チームが勝つことだけ考えたい」と強調し、チームの勝利に焦点を当てています。
中原輝の記念試合
MF中原輝(28)は、神戸戦でJリーグ通算200試合出場を達成します。彼は、「試合に出る大切さは身にしみている。下からやってきたからこその土台はある」と自負しています。途中出場が見込まれるが、左足の精度を見せる場面は必ず来ると言い切りました。
清水エスパルスは、6勝4分け7敗の成績で、前半戦を勝ち越して終えるためには連勝しか道はありません。スター軍団を黙らせる一撃で、ファンに歓喜をもたらすことを目指しています。