J3高知の秋田豊監督パワハラ疑惑:選手8割が解任を求める署名
J3高知の秋田豊監督がパワハラ疑惑で休養中。選手の8割が解任を求める署名を行い、特別調査委員会が設置されました。

2025年7月4日、J3高知の秋田豊監督(54)が選手やスタッフからのパワーハラスメント申し立てにより休養中であることが発表されました。クラブは6月29日にヒアリングを実施し、両者の意見が異なる部分があったため、弁護士などの第三者による特別調査委員会を設置しました。
秋田監督はクラブ公式HPで「ハラスメントを意図して行ってきたことはありませんが、結果としてこうした申し立てに至ったことを深く反省しています」とコメントしました。しかし、複数の関係者によれば、監督と大半の選手の関係は修復不可能な段階まで達しているようです。脳振とうの疑いがあった選手に対し、病院での治療を施さないように指示するなどの複数の事案が報告されています。
高知の山本志穂美社長は今月2日に会見を開き、これまでの経緯を説明しました。「6月24日にJリーグからクラブに対し秋田監督の指導に関するパワーハラスメントの申し立てがあったため、クラブ内で調査をするようにとの連絡がありました。翌25日にただちにクラブとして監督および全選手に対し聴き取り調査をいたしました」と話していました。
また、同社長は会見で、両者の意見が異なる部分もあったことから、同30日に弁護士などの第三者による特別調査委員会を設置して、調査を始めたことも明かしていました。