J3 FC岐阜が大島康明監督との契約を解除、低迷する戦績が背景
FC岐阜が大島康明監督との契約を解除。低迷する戦績が背景にあり、クラブは新たな変化を模索。

FC岐阜が大島康明監督との契約を解除
J3リーグに所属するFC岐阜は、7月2日に大島康明監督との契約を双方合意のもとで解除したことを発表しました。大島監督は2023年8月から2024年5月まで鹿児島ユナイテッドFCを率いた後、今シーズンよりFC岐阜の監督に就任していました。
低迷する戦績が背景に
しかし、チームはJ3第18節終了時点で20チーム中18位と低迷しており、クラブが掲げてきた目標から大きく乖離している状況です。大島監督はクラブ公式サイトを通じて、「素晴らしいビジョンを掲げるFC岐阜の一員として仕事ができたことに感謝しています。苦しい状況の中でもチームを応援してくださったオール岐阜の皆様に感謝します。FC岐阜の今後の飛躍を心より願っています」と別れの言葉を述べました。
クラブ代表のコメント
クラブの小松裕志代表取締役社長は、「ここまでの戦績は、クラブが掲げてきた目標から大きく乖離しており、厳しい戦いが続いています。日頃からクラブを支えてくださっている皆様には、多大なご心配とご不満をおかけしていることを、まずは深くお詫び申し上げます」とコメントしました。
さらに、「大島康明監督には、就任以来、クラブの発展とチーム強化のためにご尽力いただきました。成績が思うように振るわない中でも、選手たちと誠実に向き合い、日々懸命に取り組んでくださいました。その姿勢と熱意に、クラブとして心より感謝申し上げます。しかしながら、現状を重く受け止め、これ以上状況を悪化させないためにも、変化が必要であるとの判断に至りました。大島康明監督とは、現状と今後の方針について率直な意見交換を重ねた結果、双方合意のもとで契約を解除する運びとなりました」と述べました。
後任監督の発表を待つ
後任の監督については、改めて発表される予定です。FC岐阜は、新たな指揮官のもとでチームの立て直しを図ることが期待されています。